爪の削り方に関する新しい気付きをまとめる。

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以前の投稿で、弦に紙やすりをセットして爪を削る方法について書きました。
どんな風に変化したかはこちらの記事を参照下さい。

しばらくこの方法を試して、色々と気がついたことがありましたので
この記事で最新情報をまとめます。

この記事でわかること

「弦に紙やすりをセット」はベストな爪の削り方

弦に紙やすりをセットして爪を削る方法は、しばらく試してみて
ベストな爪の削り方であると実感しています。

他の方法では同じ結果が得られない

「弦に紙やすりをセットして爪を削る方法」は他の方法で替えが効きません。

具体的に、どういうことかというと、
私はとても面倒くさがりなので「弦に紙やすりをセット」して削った爪の形を
普通のヤスリで削るときにも再現すれば、時間の短縮になるのでは
と思いました。

しかし、それは無理でした。
「弦に紙やすりをセット」して整えた爪のときと、弦を弾く抵抗が違います

何が原因であるか考えたのですが、目で見て爪を削ったときに、
「完全な複写」ではなく「視覚的に綺麗な形」を目指してしまうような気がしています。

途中までは普通のヤスリで削って良いのですが、
最後は「弦に紙やすりをセット」で仕上げるべきです。

抵抗を揃えやすい

極論で申し訳ないのですが、速いアルペジオやスケール、トレモロをしなければ
「爪の形はそれほどこだわらなくても弾ける」
と思っています。
毎回ちょっとずつ変わったりしても、別にそれほど気にならないです。

ですので、私が爪の形にシビアになっているのは
速いアルペジオやスケール、トレモロのためです。
特定の爪だけ抵抗があると、途端に弾きにくくなります。

これまでは、平面に爪を立てたりして爪の長さを揃えていたのですが、
別に長さを揃えたからといって、爪の抵抗が同じになる訳ではないのでした。

「弦に紙やすりをセットする方法」を使って、
弦の抵抗を確かめながら弦を弾くと、
限界に近い状態まで爪の抵抗を揃えられます。

完璧に同じ抵抗にすることは、無理だと思います。
爪の形、硬さ、指の曲がりの角度が違うからです。

爪の削り方の詳細

「ima」と「ami」で角度を変えて爪を削る

肝心の削り方なのですが、
「ima」と「ami」で角度を変えながらトレモロするのが良いかなと思っています。

その中で、私は「m」の爪が引っかかりがちなので多めに削ります。

紙やすりが当たっていない部分、どうするか問題

爪の右

爪の右側は、少し削った方が良いです。
紙やすりが当たって直線になっている部分の端とその先を削ります。
抵抗や音色の変化もあるのですが、
金庸太先生直伝の手の甲を弦に近付ける消音(前腕の回内ではなく)をしたときに
爪と肉で同時に弦を掴めませんでした。

実際の演奏で不都合を感じたら、都度微修正しましょう。

爪の左

爪の左側は、慎重に削る必要があります。
紙やすりが当たって直線になっている部分の端より左を極端に落としてしまうと、
その境目の部分が凸になって引っかかるからです。

ただ、その左の部分で弦を全く捉えないか、と言われると
そうではない気がします。
私は、「弦に紙やすりをセット」で削った後の形をキープしたまま、僅かに落とす、
位のイメージが良いと思いました。
(感覚的な話ですので、各自試行錯誤しましょう)

今回の記事は以上となります。

最後までご覧頂き、誠に有難うございました。

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