曲のイメージ・理想と上達の関連性を語る。

PR〈景品表示法に基づく表記〉

来週、人前で大曲を3曲、二重奏を2曲演奏する機会があります。
テンポを大幅に落としたり、メトロノームに合わせて弾いてみますが、
一向に上達しませんでした。

ところが、練習方法を切り替えて思うままに弾いてみたところ、
上達の兆しが見え始めました。
楽器練習において陥りがちな罠を見つけましたので、
この記事にまとめます。

この記事でわかること

的は小さく(ど真ん中を狙う)

メトロノームを使ったり、テンポを落として正確に弾いたり、
といった方法は、充分成果が得られます。
工夫した、お利口な練習方法です。
しかし、それらの方法で奏でられる音は、
本来弾きたい曲のイメージ・理想とはズレます。
(メトロノームの音が邪魔だったり、テンポが遅かったり)

それにより、理想とする音から外れた音を鳴らしたとしても、
無意識に見落としがちになります。
(勿論、気をつけて練習すればましなのですが)

例えるなら「的のどこに当たっても良い」と思って
弓を打っている状態です。

本来自分がやりたい音楽を作るために、
発音のタイミングやテンポ、音量、音色と向き合う練習を設ける
ことが重要です。
到達するのが難しい理想に近付こうとすることで、技術が磨かれます。

「真剣に弾くだけ」「当たり前」と思うかもしれません。
しかし、「まだ曲をちゃんと弾けないから」「音取りをしたばかりだから」
といって、ミスを許容して惰性で何度も弾いてしまうことはありがちです。
(セルフハンディキャップ、思い込みで言い訳を作っています。)

指の運動のみの練習曲のデメリット

同じスケールやアルペジオ、スラーだったとしても、
曲の流れの中で出てくる場合と、
指の運動として一部分だけを弾いたときでは、
自分が弾きたいイメージの具体性が全く異なるように思います。

モーツァルトのソナタの中で出てくる音階と、
指鳴らしの音階を同じとは思いにくいです。
「指の運動の練習」は、的を大雑把に狙いがちなのです。

技術的に指のパターンを網羅した曲になっていない練習メニューは、
機能面でどんなに優れていても何れ限界に到達すると感じます。

イメージ・理想を磨く

的の中央を狙って弓を弾いていたとしても、
目が悪くて的がボヤケていたり、実際の位置と目に映る的がズレて見えていては
中心を捉えることが出来ません。

曲のイメージ、理想をはっきりとさせることは、
的をしっかりと見据えることと同じです。

そのためにも、楽曲の分析や楽器を持たない練習を大事にしましょう。

今回の記事は以上となります。

考え過ぎて停滞してしまう罠から脱出して、
そこから更にもう一段階考えてみる、
というのが結論となります。
理屈ばかり達者で成果が伴わない人から、何とか脱出したいところです。

最後までご覧頂き、誠に有難うございました。

この記事を貼る・送る際はこちら
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
この記事でわかること