【力み・怪我の原因】演奏でお尻の骨が痛くなる状態への対処方法

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練習でお尻が痛い

長い時間楽器を練習していると、お尻の骨が痛くなることがあります。
お尻の痛みがフォームの悪化や力みに繋がっていると感じたため、座り方などの検証を行い、レッスンを受けている師匠にも相談しました。

師匠への相談の結果、「ざぶとん・クッションをご存じですか?」とのコメントを頂きました。
(煽られました)

私も「ざぶとん・クッション」の存在は知っておりましたが、思うところがあり、使用を意図的に避けていました。

結論として「ざぶとん・クッション」を使用してお尻の骨の痛みはなくなりました。
いまや、痛みは完全にゼロになったので、身体に負荷をかけずに集中して演奏できる時間が増えました。

今回の記事では以下の内容を紹介します。

  • 正しい座り方であってもお尻は痛くなる
  • お尻の骨の痛みによる悪影響とは?
  • 筆者が使用しているオススメのクッション
この記事でわかること

正しい座り方でもお尻は痛くなる、仕方ない

正しい座り方は「骨盤を立てて坐骨で座る」のが重要と言われています。
正しい座り方のチェックポイントは以下のとおり。

  • 背筋を伸ばす
  • 背筋を伸ばした結果、骨盤が立ち、坐骨が座面に接する
  • 背中に力を入れる訳ではない
  • 腰に力を入れずともバランスが取れている感覚を維持する
    (骨を積み木のように重ねる、などの表現があります)
  • オフィスワークなら、背もたれを使う
    (積極的に使うべき)

私は長時間の練習で「お尻が痛くなる」ことに対し、「座り方に問題があるのでは」と考えて研究をしていました。
お尻ではなく、太ももにいかに荷重を分散させて座るかなどを検証しましたが、答えは出ません。

結論として、正しい座り方をしていてもお尻は痛くなります。
治療院の先生方も、「ずっと座りっぱなし」ではなく「定期的に歩いたり・ストレッチしたり」を推奨しています。

人間の身体は長時間座るようにはできておらず、「正しい座り方」と言いつつも結局は妥協案(ましな座り方)に過ぎないということです。

演奏中にお尻が痛くなるのは、演奏者が悪いわけではない。

お尻の痛みをかばうことで力みや怪我に繋がる

腰痛

長時間の演奏によるお尻の痛みをかばいながら演奏することは、力みが発生する原因になります。
お尻の痛みを回避しようとして、以下の行動が起きます。

  • 体重を分散させようとして前傾になる
  • 痛みに対する反応として、身体に力が入る

下半身に力が入ると、演奏に使う右腕・左手にも力みが伝播します。

ギター演奏においては、腰痛などの身体の不調の原因として「足台」が悪者と見なされることが多いです。
私は、直接「足台」が悪いのではなく、以下の2つの要素を原因として考えています。

  • 上半身と左足による股関節の角度がきつくなる
  • 股関節に角度が付いた状態で力が入る

下半身に力が入っていなければ、足台を使用したとしても怪我のリスクは少ないです。
お尻の痛みが発生しないようにすることで、力みは減り、怪我を避けることができます。

座り方でお尻の痛みはなくならない以上、クッション・ざぶとんを使うのが有効な対策です。

体圧分散・通気性に優れたハニカム構造のクッションがGOOD

ハニカム構造のクッション
ハニカム構造のクッション

複数のクッションを検証しましたが、ハニカム構造のクッションがおすすめです。
特徴は以下のとおり。

  • 圧力・荷重を分散でき、お尻あたりが柔らかい
  • 通気性が良い
  • 弾力性・耐久性に優れる

一般的にイメージされる座布団とは使い心地が全く違います。
お尻の骨が底付きする感覚がありません。

ハニカム構造のクッション

「なぜもっと早く使わなかったのか」と後悔しました。
お尻が痛くならない分、集中して練習できる時間が明らかに増えます。
下半身が力むこともありません。

この記事の結論です。

  • 正しい座り方をしても、お尻は痛くなる
  • お尻の痛みをかばうと、力んだり・姿勢が悪くなったりする
  • 下半身が力むと、手も力む
  • 力み続けると、怪我に繋がる
  • 悪いクセ・習慣を付けないようにクッション・座布団は使うべき

今回の記事は以上となります。
最後までご覧いただき、誠に有難うございました。

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この記事でわかること