所感 コンクール、発表会、レッスン

発表会やコンクールの演奏環境に対する悩みをまとめる。

ギターを弾く中で、私は年に何度か発表会やコンクールに参加しています。

演奏をする際、全ての会場がベストコンディションという訳にはいきません。
この記事では、私が演奏会場に対して気にしている点をまとめます。

空調や加湿器、サーキュレーターの音が大きい

ピアニストのアンドラーシュ・シフが「静寂から音楽が生まれる」という本を書いておりました。
他の作曲家・演奏家も似たようなことを発言していたかと思います。
この点に関して、全く私も同意します。

音楽は「静寂から生まれて、静寂の中に消えていくもの」だと考えています。
また、演奏されている最中も響きを邪魔するような音があってはならないと思っています。

クラシックギターは特に音量が小さいため、他の楽器では気にならない小さなノイズも気になってしまいます。
私は空調や加湿器、サーキュレーターの音が非常に苦手です。
どんなにこだわって作られた会場であっても、エアコンの音が鳴っていたら全く意味が無くなってしまいます。

自宅で練習している際もエアコンを付けていますが、耳の成長が妨げられているような感覚があります。

外の車の音が入ってくる

屋外の車の音が入ってくるような条件は、クラシックギターの演奏には向かないと思います。
他の楽器であればあまり気にならないでしょうが、ニュアンス重視のギターには辛い条件です。

ホールではなく、一般の建物で「外の車の音が入ってこない」というのは相当の防音をしていないと難しいです。
この点に関しては諦めざるを得ないと思っています。

物理的にホールが大きい

あまりに広い会場は、クラシックギター演奏には向いていない印象です。
仮に広い会場であったとしても、ベストの演奏家が弾けば伝統的な構造の楽器でも充分に音が響くと思っています。
(良い楽器と良い演奏家が揃うことがかなり難しい)

例えば、素晴らしいホールであるハクジュホールも、ギターの場合は相当に良い楽器・演奏家でなければ音が通らない印象です。
(急な風評被害、すみません)
ハクジュホールで聴いて、ラティスブレーシングとダブルトップを除いて「充分な音量がある」と感じたのはアントニオ・マリンとヘルマン・ハウザー位です。
ごく一部の優良なブーシェや現代的なトーレスコピーも良いかもしれません。
素晴らしい奏者が弾くアンドレア・タッキやアルカンヘル・フェルナンデスであっても、個人的には今ひとつでした。

対策を考える

私は元々、批判的な思考で欠点を見つけ、そこから改善策を考えるタイプです。
(これにより不快にさせてしまった方も多く、大変申し訳ないです)

上記の内容ですと、演奏環境に対する不満しか言っていません。
ここから対策を考えてみます。

タッチに合うギターを探そう

楽器として絶対的な音量があることも大事なのですが、「タッチが合うこと」や「音色が好みであること」が非常に重要です。

絶対的な音量があったとしても、相性が悪ければ人は無意識にタッチを調整し、ブレーキをかけるものです。

相性が合う楽器と奏者であれば、相乗効果で音は大きくなります。

タッチが合い、音量も大きい楽器を探そう

少し前まで、そこまで音量の大きい楽器はいらないと思っていました。
私はあまり目立ちたいとは思っていません。
(こんなブログを書いていながら)
大音量に意味は無いと考えていました。

私はアマチュアの発表会に良く参加します。
参加者のレベルは幅広いです。
一般のお客様も何名か来ていただいています。
もし私がお客さんの立場だとして、発表会の中で1人も気に入る演奏が無かったら「1~2時間をドブに捨ててしまった」と考えます。
「無料で演奏を聴けたのだから良かった」とは、時間を有効に使いたい人は思わないでしょう。

演奏の質を向上させるのはもちろん重要です。
それに加えて、演奏する場所がどんな環境であろうと、お客様に確実にギターの音を届けることが大事だと考えています。

ということで音量のあるギターが欲しいです。
ギターを買う言い訳をまとめる記事だったようです)
この記事を書きながら出来ることを必死に考え、各方面に順番に連絡をしていました。
行動した結果によって、どんな楽器を手に入れることになるのか分かりませんが、その際はまた記事にします。

今回の記事は以上です。
最後までご覧いただき、誠に有難うございました。

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