「足台の傾き」と「座った姿勢のカウンターウエイト」について。

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座った木の人形

パソコン作業用にエレコムのフットレストを導入しました。

スチール製で、単なるフットレストとしては少し躊躇する値段です。
しかし、使ってみたところ、天板の角度が姿勢の維持にとても効果的だと感じました。
(これまでは、高さ6cmくらいのただの木の台をフットレストにしていました)

座った姿勢の改善に「角度調整できるフットレストが有効だった」ことを、足台とギター演奏の姿勢に照らし合わせてみます。

この記事でわかること

膝下は上半身に対してのカウンターウエイトである

ふつうに椅子に座った状態を想定します。
太ももは床や椅子の座面に対して水平になっています。

座った木の人形

足を伸ばすと、ふくらはぎと足先が前に出ます。
すると、上半身が後ろに倒れます。

反対に膝を曲げると、ふくらはぎと足先は身体の下に位置します。
すると、上半身は前に倒れます。

このように、膝から下は上半身に対してのカウンターウエイトになっています。

膝下の角度を意識することで、姿勢を調整する

膝下が上半身のカウンターウエイトになっていることを踏まえると、猫背になりがちな人は足(膝下)をやや前に出すことで姿勢を改善できます。
膝が直角の状態から角度を少し開くと、上半身が後ろに倒れやすくなるということです。

膝下の角度を調整することで、上半身が自然に立つ状態を作りやすくなります。

力が入った見た目だけの「良い姿勢」は有害

演奏時の姿勢は、がちがちに固めるのではなく、柳のようなしなやかな状態が理想です。
姿勢を良くしたいからといって、背中や腰に力を入れ続けると、手も力んで音も硬くなります。

理想とする姿勢をキープするための労力は、少なければ少ないほど良いです。

「足首の角度」もパラメータのひとつだった

上記の「膝下と上半身はカウンターウエイトの関係にある」という話は、演奏時の姿勢を決める上で私が気にしていたポイントでした。
しかし、足首の角度をそこまで重要視していませんでした。

結論として、足首の角度があまりに曲がっていると「ふくらはぎの角度」が変わり、そこから派生して「上半身の角度」も自然に変わってしまいます。

足だけ前に出しておけば、猫背にはなりにくくなるというわけではありません。

角度調整可能な足台は良いものだった

昔、販売されていたスプライトの足台は高さに関わらず角度調整可能な機構が付いていました。
この記事で書いた「足首の角度が姿勢に影響する」という理屈を踏まえると、有意義な試みの製品だったと思います。
今は見かけないのが残念です。

今販売されている足台は、「高さを上げると面の角度が急になっていく」ものがほとんどです。
とはいえ、天板が水平のまま高さが上がるよりは猫背になりにくくなります。

「デスクワーク」と「演奏」の姿勢の違い

この記事を読んで「猫背になりがち」だから、「足を前に出し、足首に角度を付ければ良い」と思うかもしれません。
これは「デスクワーク」ではおおむね正解ですが、「演奏」の姿勢としては間違いです。

デスクワークで姿勢を保つ際は、背もたれを使用します。
背中を背もたれに押し付けた状態でキープするため、足を前に出して上半身が後ろに倒れる状態でも問題が生じません。
(限度はあります)

演奏の際は、背もたれが存在しません。
上半身が後ろに倒れすぎると、それを戻すために力を入れる必要が出てきます。
「猫背が嫌だ」と思っても、足を前に出しすぎることはNGです。

楽に姿勢を保つために「演奏で背もたれを使う」ことがアイデアとして思い浮かぶかもしれません。
演奏時の姿勢は、ハイポジションやローポジションのどこを押さえるかによって代わります。
ハイポジションのときは少し猫背になるくらいの方が良いです。
足を前に出し背もたれに頼った安定した姿勢を、演奏時はキープすることはできません。

今回の記事は以上となります。
「足首の角度を気にすることで、楽に姿勢を保てるかもしれない」という話でした。
ギター演奏と関係ないですが、デスクワークの人には、エレコムのフットレストは有益です。

最後までご覧いただき、誠にありがとうございました。

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この記事でわかること