所感

楽譜を裁断、スキャンして電子化しました。

長らくブログの更新を怠っておりましたが、
その間、楽譜を含めた本を電子化する作業を行っておりました。

私は、一般的な本も、楽譜も、CDも沢山所有しておりまして、
引っ越し用のSサイズのダンボール(3辺合計100cm以下)で
10箱以上ありました。
引っ越しの度に梱包作業が大変ですし、部屋のスペースを大幅に占拠します。
そのため、スキャレン様より裁断機及びスキャナーをレンタルし、
電子化に踏み切った次第です。
(ブログに記事を書くと1000円程度キャッシュバックがあるようですが、
記事を書くかどうか分からなかったので、申し込んでいません)

電子化してみて、結論

結論から言いますと、自分で裁断してスキャンするのは、
よほど根性がある方でなければおすすめしません。

作業時間は、ダンボール1箱で1日以上かかります。
朝から晩までやっても、です。
私はたまたま休暇を取っていたので、
トータル10日以上の作業時間を確保出来ましたが、
土日だけしか作業出来ない方はかなりしんどいでしょう。
確認作業を丁寧にやるのであれば、もっとかかります。

電子化する書籍の量が少ない方は問題ないと思います。

時間も労力もかかりましたが、
持っていた本(約500冊、25GB程度)を
全て手元に残すことが出来たのは感激です。

裁断作業

力仕事です。

裁断機を床に置き、体重をかけて本を裁断します。
重さを使っていたので、内ももが筋肉痛になりました。
相撲の四股を思い出して作業していました。

裁断機の奥側の壁に本を当てることで、
確実に本を垂直に切断出来ると気がついたのは
作業の終わり間近でした。

オプション料金で新品の刃が取り付けられていましたが、
2~3箱分の本を切断した時点で、
やや切れ味が悪くなったことを感じます。

レンタルしたスキャナーに入る最大の横幅が220mmなのですが、
楽譜は、何も考えずに裁断すると2~3mm程度オーバーする場合があります。
その際はもう一度切り直しです。
裁断機の22cmのメモリを使えば、一度の裁断で済んだ筈でした。

スキャン作業

「scansnap ix1500」という機器をレンタルしましたが、
中々優秀な機器でした。

ページが重なった状態でスキャンした場合、
ほぼ確実に重なったことを通知してくれます。
そのためスキャンの初めはページの飛びがないか確認していましたが、
重なりの通知があればページの飛びの確認は不要と判断しました。
大事な本だけ確認すれば良いと思います。
(全て確認したら、もっと時間がかかりました)

ページの重なりは、ページの端のノリ付けが切り取られていなかったときと
セットした紙の枚数が多いときに良く発生します。

困るのが、紙が斜めになり、ぐちゃぐちゃの状態でスキャンが継続されることです。
ページの重なりと違い、この状態ではスキャンは止まりません。
しわになった紙を再セットして、重なったページを手動で削除します。

PDFのOCRについて

ScanSnapのソフトについている機能によって、
PDFの文字を認識させ、検索に対応出来るようになります。

変換の精度や認識率には期待していないのですが、
手持ちの本の内容に一括で検索をかけられるというのは
大きなメリットだと思います。
(精度は期待しない方が良いです)

文字情報をPDFに付加しても、データサイズは5%程度しか増えません。

グレーか、白黒か

楽譜や、図がない文字だけの本であれば、
グレーでなく、白黒でスキャンしたほうがくっきりとPDF化されます。
これも作業後に気が付きました。

とはいえ、白黒で問題ないと思っていた楽譜も、
一部に自筆譜のコピーが掲載されたページがあったりで、
全て白黒というわけにはいかないようです。

現代ギターの増刊号をスキャンした際に、
グレーの背景に記事が書かれているページがあり、
これはどうやっても綺麗にはスキャンできませんでした。
(文字は読めます)

Kindleは必要かどうか

電子データで本を読みたい方にとっては、
Kindleは大変魅力的な端末です。

ディスプレイが発光するわけではないため、
寝る前に本を読んでもブルーライトで睡眠の質を下げることはなく、
バッテリーも圧倒的に長持ちします。

半年位、ずっと購入を検討しておりましたが、
Kindleは不要と判断しました。

ipadを普段使っているのですが、
反転(クラシック)というモードがあります。
ダークモード、反転(スマート)の設定が作られる前からあったモードで、
これを使用することにより、アプリ使用中の画面も色を反転させることが出来ます。
つまり、白黒を反転させ、背景を黒く、文字を白くして本が読めます。
白い部分からブルーライトは出ているでしょうが、
画面を暗くして、ナイトモードと併用すれば、睡眠や目への影響は小さいでしょう。
(楽譜の白黒反転は見にくいです)

また、kindleは画面サイズが6-7インチです。(2020年現在)
本やスマホは、その大きさから、無意識に顔に近づけているのですが、
10インチ以上の端末であれば、座った状態で膝に置いたまま読むことが出来ます。
(ぎりぎり)
ipadのサイズに慣れてしまうと、kindleは小さいと思います。

 

今回の記事は以上となります。

力仕事と座りっぱなしのスキャンで肉体的に疲労し、
ページの抜けの確認等で目が疲れ、睡眠も浅くなりました。
スキャンに間に合わせようと、2万円分の書籍を購入し、
届いた当日に切り刻むのは心が痛みました。

今後の効率化、本や楽譜の持ち運びを考えると、
苦労してやって良かったと思います。

最後までご覧いただき、誠に有難うございました。