どうでもよいこと

バスケットボールのドリブルがギターの弦を弾く動きに似ていました。

実は、3月末のコロナの真っ只中で転勤が決まりまして、
東京から地方に引っ越しました。
(地方という言葉が嫌いなのですが、他に良い言い回しが見つかりません)

通勤時間も大幅に短くなり、そこそこ時間も出来まして、
何か運動をせねばと思っていたのですが、ジムに行くお金がありません。

そこで、暇つぶしにサッカーボールでリフティングしたり、
バスケットボールでドリブルしたり、しているのですが、
バスケットボールのドリブルの感覚がギターで弦を弾くときの感覚に似ている
かもしれない、と思ったので記事にまとめます。

普段のギターの記事よりも更にどうでもよい内容なので、
ギターが上達したい方は本記事を読まずに練習したほうが懸命です。
(追記)
書いているうちに気が付くことが多く、私のブログの記事の中で
最も上達のヒントが多い記事になったかもしれません。

バスケットボールのドリブルの動き

バスケットボールのドリブルは大きく分けて、
「ボールを床に突く動作」と「床から跳ね返ってきたボールを受け止める動作」
の2つです。

ボールを受け止める動作

ギターの場合、弦に対して右手の指をセットするプランティングの動作
似ていると思いました。
詳細な説明は以下の通りです。

中心を重心で捉える

バスケットボールのドリブルの場合、
床から跳ね返ってきたボールの中心に手を用意していなければ、
ボールは手からこぼれ落ちてしまいます。
また、身体の重心を移動させて受け止めると、ボールに力負けしません。

ギターの場合、指から弦が逃げていく程のパワーはないですが、
弦の適切な位置をミートしなければいけないのは同じと思います。

(追記1)
「身体の重心でボール(弦)を受け止める」はギターでも同様であると思いました。
野球でボールをキャッチするときに、手だけを伸ばして取ろうとすると
手は弾かれます。
ギターは、右手の指で弦をキャッチするだけならかまわないのですが、
その後弦にエネルギーを加えねばなりませんので、
小手先(指だけ)の動作にならないほうが良いです。
左手で弦を押さえる動きに関しても、指先や手からしか力を使えていない人は
あまり上手には見えません。

(追記2)
以前の記事で、右手があまり動かないようにするために「薬指(a)」を置くこと
について書いたことがあります。
これが良くない理由については
【「薬指(a)」を置くと「中指(m)」の動きが拘束されてしまうから】
と書いたのですが、
【右手の重心の位置を移動させにくくなる】
ことも考えられます。
それにより、以下のステップで右手のブレが悪化する可能性があります。

  1. 薬指(a)を置くことにより、弦に対する右手の位置が移動させにくくなる
    (移動出来ていれば問題ないと思います)
  2. 手の重心がエネルギーを伝える対象(弦)に対して適切な位置に無い
  3. 力を伝える効率が悪くなる
  4. より力が必要になり、力んでしまう

脱力する

バスケットボールのドリブルでボールが床から跳ね返ってきたとき、
上達すればするほど強くボールを突くので、かなりの勢い(エネルギー)になります。
これを受け止める際は、腕が脱力されていないと、
ボールと手が衝突して、手の上でボールをコントロールすることが出来ません。
突き指等の怪我をする原因にもなります。
また、ボールを見ないでドリブルする(対戦相手を見る)わけですが、
腕が脱力されていれば感覚が鋭敏になるので、
ボールと手の位置がズレていてもそれを感じ取って微修正が効きます。

ギターで弦を弾く場合であっても、
一度音を出した後は脱力すべきです。
力んだままですと指はどんどんこわばり、怪我をしやすくなります。
感覚が鋭敏であるほうが、コントロールもしやすいです。

(追記)
ボールを受け止める手が脱力されており、ボールの中心を捉えていれば、
どんなに勢いがあっても手に収めることが出来、
その後にボールをコントロール出来ます。
逆を言えば、ギターにおいて力みが発生してドツボにハマるプロセスは以下のとおりです。

  1. 弦を弾いた後、脱力できていない
  2. 振動している弦に指が触れるが、右手が脱力されていないので
    上手くエネルギーを吸収できない
  3. 弦を上手くスイートスポットに収められていないのにも関わらず、
    弦にエネルギーを加えようとする
  4. エネルギーの伝達効率が悪く、より力んでしまう

ボールを突く動作

ギターの場合、指が弦をリリースして音を出す動作
似ていると思いました。
詳細な説明は以下の通りです。

叩かない

バスケットボールのドリブルでは、上手なプレイヤーはボールを叩きません。
(ボールが止まった状態からドリブルするときは叩くと思います)
低く高速でドリブルする際は、指でボールを握って下方向の力を生みます。
ボールを叩くとコントロールする感覚が失われるのです。

これは、まさにクラシックギターにおけるプランティングと同じと思います。
弦を叩いたり、弾(はじ)いている人は永遠に上級者になれません。
過去の記事を参照下さい。

大きな筋肉(体幹や足の力)を使う

バスケットボールのドリブル練習では、
身体を全くブレさせずに速く強くドリブルする練習と
身体を使って速く強くドリブルする練習があるように思いました。

それぞれの目的について、ドリブルの質の向上という点では同じですが、
前者は相手に動きを読まれないようにするため、
後者は読まれても良いので全身を効率良く使って速度を上げるためです。

ギターでも、この身体全体を上手く使って弾くことが重要です。
演奏で、足や体幹の力をイメージすることは難しいですが、
(適切な姿勢で力みや淀みがなければ良いのでしょうが)
他のスポーツ等から感覚を応用できれば面白いと思っています。

今回の記事は以上となります。
記事を書く前は無意味な記事になるかもしれない
と思っていましたが、
ギターの極意が凝縮した内容になってしまいました。

普段から運動をする習慣がない方(したことがない方)は
何かしらスポーツをした方がギターも上手くなると思います。
(スポーツ経験者で力任せの演奏をする方もいますが)

最後までご覧頂き、誠に有難うございました。