初心者向け

クラシックギターの特徴を紹介します!

私は大学1年生のとき、サークルの勧誘会で楽器の説明を聴き「楽しそうだ!」と思いクラシックギターを始めました。(当時、全く音楽経験無しです)
そのときから、もう10年以上が経ち、楽器を通じて様々な出会いや経験がありました。
振り返っても、あの時ギターを始めた選択は大正解だったと思います。

クラシックギターは新たな趣味を探している方に是非おすすめしたい楽器です。

クラシックギターは購入してしまえば維持費がほとんどかからず、一人でいくらでも突き詰められます。
ヴァイオリンやチェロと違い、フレットがついていますので、音楽未経験者、初心者でも簡単に曲が弾けます。

 この記事では、悪い点を含めたクラシックギターの特徴を紹介いたします!

目次

  1. クラシックギターの良いところ
  2. クラシックギターの悪いところ
  3. お金はかかるのか

 クラシックギターの良いところ

 音を出すのが楽しい!!

私が最初にギターを触ったときの感想がこれでした。
その時から10年以上経った今でも、音を出す楽しさは何ら変わりません。

自分の指で弦に触れて音を出すので、「自分の手に感じた感覚」がそのまま音になります。
初心者の頃は音の数が少ない曲から練習しますが、この感覚が楽しくてしょうがなかったです。 

多種多様な音色が出るので、弾いている人の個性がそのまま音色になるのが面白いです。
穏やか、慎重、明るい、ガサツ、完璧主義、音色から人柄を知ることが出来ます。

例えば村治佳織さんは、暖かさの中に芯のあるはっきりとした音色で、優しさと明確な意思を感じます。

マンションでも弾ける位、音量が小さい


クラシックギターは音量が大きくありません。

分かりやすく言うと、リコーダーよりも小さく、普通の会話より大きいくらいでしょうか。(勿論、楽器や奏者によります)

隣の部屋の会話が聞こえてこないような環境でしたら、深夜でなければ弾いても問題無いと思います。

鉄筋のマンションで隣の部屋の人が嫌がる音量が出せたら、むしろ「大いに演奏の才能あり」だと思います(笑)

音量に関わらず、「楽器を弾くこと」自体にクレームを付けたい人もいますので、その点はご注意ください。 

一人で完成する


ソロギターのためのレパートリーが多いので、自分のペースで完成させることが出来ます。
(筋肉は全くいりません)

熱心な方は個人でバリバリうまくなれますし、のんびり弾きたい方はコツコツ仕上げれば良いのです。

他の人との予定やモチベーションを揃えることに苦労しなくて良いのが魅力です。

休日に「3時間ネットを見ていた」と「3時間ギターを弾いていた」では、後から振り返った時の充実感も違います。 

レパートリーが広い


古典派と呼ばれる1800年頃から現代にいたるまで、ギターのために様々な曲が作られています。

ギターのためのオリジナル曲は、正統派のクラシックから、フラメンコ、ボサノバ等多岐に渡っています。

また、ソロギター(フォークギターを含む)のために沢山のレパートリーが編曲されていますので、テレビで流れている有名曲をギターがあれば弾くことが出来ます。

数ある編曲の中でも、江部賢一さん編曲のジブリ曲集は決定版です。

たくさんの曲がギターのために編曲されていますので、レパートリーの面で節操のない楽器という表現は正しいと思います。

クラシックギターの悪いところ

右手の爪は少し伸ばす必要がある

これが、唯一のデメリットではないでしょうか。

接客や医療、介護等のお仕事をしている方は難しいかもしれません。

私の爪は以下の長さです。
(コンクールに出場した翌日に撮った写真なので、現実的な長さと思います。)

手のひら側から指先を見たときに、「爪がギリギリ見えるくらい」の長さがあれば最低限は弾けると思います。

爪を理由に諦めてしまうのはもったいない楽器です。

見た目(だけ)のかっこよさを求めたい人には向かない


何を「かっこいい」とするかは人によると思うのですが、例えばバンドのように大きく身体を振って弾くようなことはクラシックギターでは行いません。

良い演奏をするために合理的でなければならず、必然的にアクションは小さくなります。

そのため、見た目や動きで目立ちたいという方には向きません。

アンプを通す楽器に比べて、自分の感覚を繊細に反映できるので、音楽自体の楽しさは極上です。

音量が小さい


これは先程メリットとして紹介しておりました(笑)

屋外や飲み会で急に弾けと言われると、かき鳴らすような曲でなければ繊細過ぎてアピール度を欠くかもしれません。

お金はかかるのか

初期費用の内訳は以下の通りです。 

楽器本体 2万円〜
ケース代 4千円〜
チューナー 1千円〜
足台 2千円
カポ 2千円
爪やすり 1千円
教則本 2千円

合計 32千円

維持費は弦の張替えと楽譜の購入にかかる費用がメインです。

最低で年間2千円です。
これは、年に2回の頻度で弦を張り替えし、楽譜はネット上で入手した場合です。

車を持つと年間3050万円かかることを考えると驚異的なコストパフォーマンスではないでしょうか。

弦の張替え

弦は、人前で発表する場合や、「音が鈍いな」と自分で感じたときに変えれば良いと思います。
古い弦で弾くことは楽器に悪いと言われておりますが、張り替えてしばらく日が経つと音は元に戻ります。
(現在の形のギターが生まれたころの弦は、今よりもかなり落ち着いた音でした)

 清掃グッズ

特別なクリーニング用のオイルやポリッシュは普通に使っていればほとんど必要ないと思います。
ウン十万、ウン百万の楽器を買った際には、試しに使ってみても良いかもしれませんが、基本的には不要です。

20万円以下はほとんどウレタン塗装と思いますので、ガシガシ拭いてかまいません。
(ぶつけるのはもちろんNGです)

楽譜の購入 

他にお金がかかるのは、楽譜です。

先程紹介した江部賢一さんの楽譜であれば、26曲入って3000円です。(CD付きなので、少しお高めです)

1曲当たり100円ちょっとですね。

1曲を仕上げるまでに、初心者ですと1〜3ヶ月くらいはかかります。

自分が弾きたい曲をその都度買い足していけばそれ程お金はかからないのではないでしょうか。(コレクション癖がある方は、その限りではありません)

 本格的にクラシックギターを学びたい方は、古典派などの伝統的な曲を弾くことになりますが、
ギターのために1900年くらいまでに作曲されたものは著作権フリーでネットに沢山アップされており、無料で手に入ります。

それ以降の時代の曲を弾きたい場合は、弾く分の楽譜を買いましよう。

 

参考になりましたでしょうか?

音を出すのが楽しく一人で自宅で練習できるクラシックギターでなければ、私も挫折していたかも知れません。

自分で演奏出来るようになると、音感が鍛えられ、音楽を聴くことにもまた違った楽しみが生まれます。

アマチュア同士が成果を披露しあう発表会も各地で開催されており、そういった催しに参加してみるのも楽しみ方の一つです。

是非クラシックギターを始めてみましょう!

最後までご覧頂き、誠に有難うございました。