プロフィール

「クラシックギターの世界」の管理人「たーくぼ」と申します。

「管理人の自己紹介」と「このブログを読む際に役立つ情報」をまとめます。

管理人のクラシックギター歴は15年以上

私は大学のサークルからクラシックギターを始めました。
楽器を始めた時点では、音楽経験は一切ありません。
大学の近くに優れたクラシックギターの先生がおり、約3年半習いました。
早い段階で先生に習ったことで、効率的に上達することができました。

ギターを弾くことが好きで、社会人になってもなおギターを弾き続けています。
クラシックギターを開始して、15年以上が経ちました。

コンクール入賞歴は、アマチュアギターコンクールの3位が最高です。
(ギター歴の割にはしょぼいと思います)

私はギターを通じて、多くの体験をしました。
喫茶店やホールで演奏したり、年齢や境遇の全く違う方と話をしたり、高額な楽器を沢山弾いたり・・・
クラシックギターがなければ味わえなかった思い出が数多くあります。

今後は「私がクラシックギターの魅力を紹介する側になろう」と思い、ブログを始めました。

管理人は、運動や演奏技術の分析が得意

仕事の都合で関東に住んでいたころ、東京国際ギターコンクールで優勝したザビエル・ジャラ氏のマスタークラスを受講しました。
彼のマスタークラスを受けたことで自分の練習が間違っていたことを知ります。

私の練習は惰性で弾いているだけで「上達しようとしていなかった」のだと衝撃を受けました。
弱点と向き合い、克服することがほんとうの「練習」です。

ザビエル・ジャラ氏のマスタークラス以降は、技術に関して徹底的に分析するようになりました。
演奏技術の分析の過程はこのブログにまとめてあります。
(初期の考察はたどたどしいです)

私は物理の成績が良く(センター試験100点)、様々な運動をするため、身体の使い方を考えるのが非常に得意です。
また、本を読むのも好きなので、言語化も苦ではありません。

技術の説明だけであれば、プロにも劣らないと思います。(実践が上手い≠教えるのが上手い)

最近は仕事が忙しく、上達する理論は思いついても練習時間が足りない状況です。
和声分析もできますが、あまり得意ではありません。

管理人は、ギターに詳しい

私は楽器に非常にこだわりがあります。
お金をかけて沢山ギターの入れ替えをしてきました。

この経験によって耳と目が肥えており、ギターの良し悪しが分かるようになりました。

楽器はタッチとの相性が非常に重要です。
「自分が弾けなかった楽器は悪い」とするのは、ギターを評価する者として不適切です。
私はこれまでの経験で多くの演奏家のイメージがあるため、「このタイプのタッチなら弾ける」という予想が付きます。
そのため、ギターに関して、多面的な分析ができます。

私のタッチはクラシカルで「ハウザー、ブーシェ、ロマニリョスが合う」系統です。
この系統に当てはまる人は多いと思います。

他には以下のようなタッチがあります。

  • スペイン系の明るいタッチ
  • マドリッド系の芯のあるタッチ
  • トーレス系が合う弾みのあるタッチ
  • ダブルトップやラティスを鳴らすタッチ

現状、このタッチのバリエーションは曖昧なものです。
しかし、タッチの際の力みやプランティングの多寡などで物理的に解明できるものだと思っています。

「感想を書いた人はどんなタッチなのか」をふまえてギターレビューを読むと、書かれている情報に納得できるようになります。

管理人は、ギターの調整に詳しい

私はギターのナットとサドルを自分で作ります。
製作にはヤフオクでだいぶ前に買った象牙を使っています。
(当時は象牙の購入が可能でした)

複数のヤスリや角度、溝の太さ、弦高で実験し、自分が最も弾きやすく、音色が良くなる状態にしています。

複数の製作家にナットとサドルの調整を依頼しましたが、私の基準では自分の調整が最も優れていました。
製作家の方は私とは違う基準で音を聞いており、私の好みに合わなかったのだと思います。

調整は、30分もかからずに楽器の音が30〜50万円分良くなることがほとんどです。
私の持っているスキルで最も役に経つのが「楽器の調整」なのですが、自分の楽器以外で活用することはあまりありません。
(人に魅力が伝えにくいので)

調整のスキルを身につけたことでギターの売り買いの頻度はだいぶ減りました。
市販のギターを見て、調整の余地があるかどうかを見抜くこともできます。
(取り返しのつかない楽器も分かります・・・)

楽器の調整で学んだ視点は、楽器のレビューにも役立っています。

「初心者向け」と「マニアック」な記事のバランスを取りつつ、サイトを拡大していく予定です。
今後も「クラシックギターの世界」を宜しくお願いします。